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 U・ボート(原題:DAS BOOT FERNSEHSERIE:DIE UNGE SHNITTENE ORIGINALFESSUNG
   監 督 :ウォルフガング・ペーターゼン
   出 演 :ユルゲン・ブロフノウ、ヘルベルト・グリューネマイヤー、
   ジャンル:ドラマ
   1997年  ドイツ


ハッピーエンドではありません。
注)以下、ネタバレだらけです!

【あらすじ】
 入港しているドイツの「U−ボート:U96」に取材のために報道班員のヴェルナー少尉(ヘルベルト・グリューネマイヤー)が派遣されてきます。 
 艦長(ユルゲン・ブロフノウ)の指揮のもと大西洋に出撃したU96のヴェルナー少尉はすぐに潜水艦の過酷な状況に発狂寸前になるのです。
 画面には、ほとんど高湿度な閉塞した潜水艦の中が映し出されます。
 頭上を通っていく敵駆逐艦の音に聞き耳を立てながらじっと身を潜めているしかない緊張感はどうでしょう!
 ジブラルタル海峡を突破する命令を受け、作戦行動中に敵の攻撃を受け、耐用限界を超えた海底に沈没し動けなくなったU96、しかし乗組員の努力で再び浮上に成功し母港にもどるのです。
 しかし、帰着のセレモニーの最中に敵戦闘機による空襲があり、ヴェルナー少尉の目前で艦長以下主だったものは戦死し、U96も撃沈されてしまいます。 

【感想】
 これが始めテレビ用だったなんて信じられません。
 初めは狭いだけだった艦内は、すぐに無精ひげの乗組員の匂いまで感じそうになるくらいリアルです。



すぐに士官たちでいっぱいになる指令室

 いったいカメラの場所はあったんだろうかと思います。
 有名なU・ボートですが実際はこんな戦いをしてたんですね〜。
 もうこのジャンルでこれ以上のものは出来ないでしょう。

 私が心に傷を負った映画です。
 …なんて虚しいんでしょうか…。
 これ以来、バッドエンドの物は避けるようになった映画なのです。

 

  2019.05.    ................
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